カントー地方にあるテーキョー大学を後にし、イッシュ地方に戻った僕。

フキヨセジムのあるフキヨセシティまで行き、フウロちゃんとバトルするも敗れる。

気分転換に電気石の洞窟で、バチュルにタマゴ技を覚えさせたい為に、メス捕獲作戦を結構する。

そこから何ヶ月経過しただろうか・・・アララギ博士の手伝い、相棒(リザードン)との再開もすっかり忘れていた。

そして、相棒と冒険が最初から出来ないことに、モチベーションが段々落ちていき、冒険をする気がなくなってしまい、カントー地方はルノタウンへと帰り、自宅で、撮りダメしていたアニメを消化したり、コミュニティーサイトのオフ会等に参加しながら過ごしていた。

あれから、二年の歳月が過ぎようとしていた6月・・・ある広告を見て、今、僕はバーネット研究所で、ポケモンアーチャーという機械を手に、バーネット博士の助手をしている。

そんな僕に、一報の電話がなる。

ススム「はい、ススムです。」

???「もしもし、ススム君?アララギだけど、2年も音信不通ってどういうこと?」

そう、二年前、イッシュ地方に行くことになった切欠の人、アララギ博士である。

ススム「ア、アララギ博士・・・僕は、相棒無しではやっていけない気がして…。」

アララギ「まったく…アナタって人は…済んだ事はしょうがないわね…
それよりも、今、ものすごく人手が足りないのよ…。」

電話口のアララギ博士は、二年前にあった時のイメージと違い何やらアタフタしていたので、細々と聞き返す。

ススム「そ、そんなに慌てて、どうしたんですか?」

アララギ「それがね…ここ最近、二年前までイッシュ地方では生息を確認出来なかったポケモン達が、度々、目撃されるようになったのよ…このままでは、生態系がおかしくなってしまうわ…。イッシュ地方のトレーナー総勢で、そのポケモン達を捕獲して、育てて貰うか、しかるべき場所より元在るべき場所へ帰してるのよ…出来れば、アナタにも力を貸して貰いたいの。」

ススム「そ、そんなこと…急にいわれても…僕は、アナタの期待を裏切った身…。」

アララギ「そう思うなら、尚更、挽回のチャンスじゃない!」

ススム「2、3日考えさせて下さい。」

アララギ「仕方が無いわね…いい返事を待っているわ…。」

そういうと、電話は切れた。

その電話の一部始終を聞いていたバーネット博士が僕に何か言おうとしたが

ススム「2、3日考えさせて下さい。」

と、アララギ博士に言った言葉を呟き研究室を後にした。

バーネット「…。」

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